龍が如く7 第八章(後編)
おはようございます🤗
本日は祝日にお休みなので、久しぶりに家族で九十九島の牡蠣食うカキ祭りに行ってきまーす✨
⚠️ネタばれ注意⚠️
【前回ブログのあらすじ】
平安楼に行った春日たち、異人三TOPが揃っていた。異人三の歴史を聞き、偽札は荻久保幹事長の指示だった。今の異人三があるのは、荻久保幹事長のおかげだと言う。
肉の壁を守るために、ナンバを始末する異人三。助けるには横浜流氓より先にナンバを探す必要があった。ナンバがいるのは恐らく、ブリーチジャパンの事務所。
春日たちはブリーチジャパンの事務所に乗り込んだ。
事務所にいたのは、散々絡んで来た久米とナンバの姿も。
春日はナンバに横浜流氓が狙っている事を伝えると、もう一人事務所にいた人物が、春日に話しかける。ナンバさんに何か御用ですか?
その人物はメディアにもよく出てる、ブリーチジャパン代表の小笠原だった。
小笠原は、今この異人町の警察も野放しにしている異人町。さらに偽札作りまでやっていて、信じられないと言う。
ナンバがすでに全てを話していた。
話を聞いたなら、今すぐこの町から逃げろと伝える春日。
(春日はナンバにこの町から逃げろと伝えるの目的だった)
しかし、小笠原はなぜ逃げないといけないのかと問う。
春日は偽札に関わっているのが、コミジュルだけじゃなく星龍会・横浜流氓の異人三TOPが全て絡んでいる。すでにナンバに刺客を送り、カタギ関係無くあんたら全員危ないからだ!と伝える。
久米はハッタリだと言うが、小笠原は本当だろうと最初あなたたち(春日たち)がその刺客だと思ったと。ただ人数が少なすぎるので、違うと分かったと。
久米はまだことの次第を分かっていないが、その無知の勇気がこのブリーチジャパンの支部長に相応しかったと言う。驚き動揺する久米。
春日は小笠原に「あんた・・・本当にカタギか?」
小笠原「カタギですよ ただ普通の人より色々物は知ってるとは思います」
只ものじゃない雰囲気の中、小笠原が
「そろそろお願い出来ますか?ラオマー」奥からラオマーが出てくる。
ラオマーの登場に驚く春日たち。
「ここは任せてもらってもよろしいですよ 代表」とラオマーが言う。
「では我々はこれで・・・行きましょう」と小笠原が言い、一緒に付いていこうとするナンバに声を掛ける春日。
ナンバ「偽札の事は全部この方たちにぶちまけた。俺は弟をみつけてえだけだ。生きてても、万が一死んでてもな」と言い残し部屋を出て行った。
残った馬淵と春日たち
「ハメてくれたお礼と店長の分もなぁぁ」
勝利する春日。
倒れた馬淵の胸ぐらを掴み
「よくもうちの店長をやってくれたなあ!星龍会と戦争するためか!」
馬淵「ああ殺したよ!殺したよ!言われたとおりにやっただけさ」
誰に何を言われた!と聞くと
馬淵「ブリーチジャパン代表
お・が・さ・わ・ら」
「小笠原?あいつが店長殺しをお前に?何が狙いでそんな事を」
馬淵が言うには、小笠原の狙いは異人町そのもの荻久保豊を支える謎の資金源を暴く事が狙いだった。そのために肉の壁にひびを入れる穴を開ける必要があった。
紗栄子「穴を開けるってそれが野々宮が死ぬことなの?」
足立「じゃあなにか?小笠原はグレーゾーン潰すために殺しの指示を?」
笑う馬淵。
春日「なにがブリーチジャパンだ・・・なんなんだあいつらは!」
そもそも何で引き受けた?異人三の全勢力を敵に回してまで何の得がある?
馬淵は小笠原にはデカいバックがついているという。それも、明日には山ほど兵隊が乗り込んで来ると。そのバックについているのが・・・
神室町にいる 近江連合
俺は異人町の『荒川真澄』になるんだ。ヤツみてえに街を売っぱらって近江の幹部に名を連ねる。
と言った所で春日に殴られ「親っさんをてめえと一緒に語んな」(そのまま気を失う馬淵)
とにかく話を聞くため、小笠原やナンバが向かった奥の部屋へ行く事に。
すると奥の部屋から出てきたナンバと久米。
小笠原は奥の部屋から出て行ったらしく、ブリーチジャパンは偽札を暴き出すし、コミジュルもぶっ潰してくれる。弟も見つけ出すかもしれん。俺らにゃ出来ない。俺にとって大事なのは弟だと話すナンバ。
春日は小笠原と話したいと言うが、邪魔するなと怒るナンバ。
今は弟より自分を心配しろ、異人三の殺し屋がさがしてる。明日まででいいからどっかに隠れてろと心配する春日。
余計なお世話だ
紗栄子もナンちゃんの気持ちも分かるけど、私達の気持ちも分かってよ!ねえ!というが
うるせえよ(馬淵を肩にかけ連れて行こうとする)
そいつは店長を殺したやつだぞ、そして小笠原はその指示を出してたんだと足立も怒る。
弟を見つけるにはこいつらの力がいるんだ
止めたきゃ止めろ 何なら背中からかかってきても構わねえぜ
・・・俺たちがそんな真似するわけねえだろ・・・俺たちは仲間・・・
うるせえ!!(ナンバたちは去っていく)
春日たちは誰もいなくなった、ブリーチジャパンの事務所を調べると、春日が一枚の写真に気付く。
その写真はブリーチジャパン結成時の2人の男性の写真だった。
1人は先ほどの小笠原ともう1人は、足立、紗栄子が言うには青木遼だと言う。
青木遼は今の東京都知事。元ブリーチジャパンの代表だと。
その都知事を見た春日が言う。
「死んだはずだぜ・・・死んだって・・・神室町で、俺ぁそう聞いてた・・・こいつは若だ・・・荒川真人」
その頃、小笠原は青木に荻久保の打ち出の小槌(偽札製造の事ね)が見つかったと報告し、青木遼は小笠原に明日近江を異人町へ送りこむと電話をしていた。
第八章終了。
【補足】
第一章で春日がいた荒川組。
組長の荒川真澄に頼まれ、息子の世話をやっていた春日。
息子の名前は荒川真人。
真人は春日の事を「イチ」と呼び、春日は真人を「若」と呼ぶ仲。
真人は足が不自由で車椅子の生活をしていた。金には不自由なく、キャバクラに彼女もいた。(彼女と言っても女の方は真人を客としてしか見ておらず、彼氏は警察庁に務める男だった。真人の高いプレゼントにドン引きしていて、警察庁に務める男にその話をしている所をたまたま聞いた春日。さらにその話を真人も聞いていた)
そこからすぐにストーリー上は、春日は刑務所へ行ったので、真人のその後の話は、先ほどの話と同様出所してから死んだとされていた。
『真人の足が不自由な理由』
荒川真澄と彼女との間に子供が出来た。でも、荒川真澄は当時所属していた組の組長の娘と結婚する話まで進んでいた。子供が出来た事をきっかけに、組長にその子供が出来た彼女の方と結婚をすると話したら、半殺しにあった。かろうじて逃げ出した荒川真澄は、彼女と子供の心配をし(彼女や子供も殺される可能性があったため)連絡をするも、彼女も子供も狙われていた。彼女は子供の命を助けるため、ロッカーに産まれたばかりの子供を入れる。
荒川真澄がロッカーに到着するも鍵がなく、ロッカーを殴りようやく開ける事が出来たが、真冬の時で子供の足に影響が出てしまい、大人になっても歩く事が出来ず、車椅子の生活を余儀なくされた。
以上最後までご覧頂きありがとうございました。